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インボイス制度の影響?税理士報酬・料金は値上げ傾向
こんにちは、税理士紹介ニコニコ堂 代表の高橋歩でございます。
税理士変更を希望される経営者の方、個人事業主の方からのお問合せで、
「顧問税理士から、『インボイス制度の影響で事務コストが増えたので値上げさせて欲しい』と連絡がった・・・」
「会計事務所の担当者の方から、『インボイス制度の影響で会計事務所の料金改定があったので、御社の場合年間5万円値上げになります』とメールで連絡された・・・」
「顧問税理士から、『インボイス制度に対応するため、事務所スタッフを増員する事になった。少し顧問料を見直しさせて欲しい』と相談された・・・」
「確定申告を毎年依頼していた税理士事務所に連絡したら、『今年はインボイス制度の影響で、顧問契約をしている事業主様しか対応できなくなってしまった』と言われ断られた・・・」
「確定申告を何年も依頼してきた税理士事務所なのに『今年はインボイス制度の影響で、例年の金額より値上げをしないと受けられない』と言われた・・・」
といった内容が増えてきました。
インボイス制度は、事業主の負担をイメージする方は多いと思われますが、実際には税理士事務所・会計事務所における負担も大きいのが現状です。
特に、記帳代行(経理丸投げ)に対応されている税理士事務所・会計事務事務所にはその傾向が強いです。
最近税理士さんとお話をしていても、増加する事務コストをどこに転嫁するかを悩まれているケースが多いです。
こうした事情もあり、経営者の方、個人事業主の方も、税理士変更をお考えの方が増えている印象なのですが、低価格帯の税理士事務所・会計事務所に人気が集中しているようです。
経営者の方、個人事業主の方が、税理士事務所・会計事務所を希望される地域・業種・決算月によっては、ご紹介が難しいケースもあります。
税理士変更をお考えの際は、時間にゆとりを持ってお探しされた方が良いかもしれません。
また、税理士事務所・会計事務所側から値上げの話をされると、不快な思いになってその場で解約されたり、断ってしまう方もいらっしゃるのですが、
・現在の顧問税理士を解約したものの、希望する料金体系の税理士事務所・会計事務所がなかなか見つからない
・現在の顧問税理士の値上げ後の料金以上の税理士事務所・会計事務所しか見つからない
・現在の顧問税理士の値上げ後の料金でも、かなり良心的な内容だったことにあとから気付いた。
・探してみたが、どこの税理士事務所・会計事務所も似たような料金だった。
といった可能性もあります。
すぐに、解約したり断らずに、次の税理士事務所・会計事務所が見つかるまでは、保留状態、回答待ち状態にする事をおすすめします。
2024.02.26
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