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副業で顧問契約を結ぶ際の注意点とは?


こんにちは、税理士紹介ニコニコ堂 代表の高橋歩でございます。


副業の売上、業績が好調で、税理士事務所・会計事務所との顧問契約を検討されている方が増えてきた印象です。


今回は、副業での顧問税理士選びのポイントをご紹介させていただきます。


・顧問契約を依頼する税理士事務所・会計事務所の営業時間の確認


本業をお持ちの場合、税理士事務所・会計事務所の営業時間の確認は必要です。


顧問契約をしたけれども、税務相談の際は本業を休まなければいけなくなったり、お昼休みなどの短い休み時間に慌ててお電話で相談するしかない、といった事態になりかねません。


特に会社員の方は、会社帰りの夜の時間帯や、土曜日・日曜日などに相談が可能かという点の確認が必要です。


「ZOOMやSkypeで、家でゆっくり相談をしたい。」という方は、オンライン面談が可能かどうかの確認も重要です。


・対応業種の実績などが豊富かどうかの確認


副業の業種実績の確認が重要になるケースもあります。


税理士事務所・会計事務所は、得意・不得意があるため、事前に実際にどのような業種のお客様がいるか確認する事をお勧めします。


「ネット通販のお客様対応は可能だけれども、ebay(イーベイ)輸出・amazon(アマゾン)輸出については対応したことがない・・・消費税還付の対応経験もない。」


「建築関係、飲食関係の顧問実績は豊富だが、不動産関係の顧問実績は少ない・・・相続税申告経験も少ないので、相続対策などのアドバイスはしていない。」


「オンラインプラットフォームによっては理解していないものもある・・・場合によってはお客様に仕組みや関連サービスを教えてもらう必要があるかもしれない。」


といったように、税理士事務所・会計事務所によっては得意・不得意があります。


事前確認をしないと、あまり得意ではない業種でも、顧問契約する税理士事務所・会計事務所も多いので要注意です。


顧問契約後に、


「同業の知り合いから聞いた節税アドバイスを顧問税理士に確認したら、『御社の業種に詳しい、知り合いの税理士に確認してみる』と言われて不安になった・・・」


「顧問税理士にビジネスモデルの説明を求められたり、関連サービスのしくみの説明を求められた・・・」といったケースもあるようです。


・話しやすさ・相談のしやすさの確認


副業の顧問税理士をお探しになる際は、「意思疎通ができて、確定申告(決算申告)をきちんと対応してくれれば・・・」とお考えの方も多いと思いますが、


顧問税理士とは長いお付き合いになるので、『話しやすさ・相談のしやすさ』も重要です。


税務相談や、節税のアドバイスを受ける必要もありますし、業務拡大していけば、経営相談、資金繰りの相談をする機会もあるかもしれません。


資金面のデリケートな内容や、人事に関する事なども気軽に相談できる顧問税理士をお探しになる事をお勧めします。


・使用されている会計ソフト・クラウド会計に対応可能かどうかの確認


現在、使用されている会計ソフト・クラウド会計を継続使用されたい場合は、税理士事務所・会計事務所がその会計ソフト・クラウド会計を使用されているかを確認する事も重要です。


税理士事務所・会計事務所によって、使用されている会計ソフト・クラウド会計は異なります。


現在、使用されている会計ソフト・クラウド会計に特にこだわりのない方は、顧問契約を結ぶタイミングで、


税理士事務所・会計事務所が使用されている会計ソフト・クラウド会計に変更されるケースが多いです。


新しい会計ソフト・クラウド会計の導入や使用方法は、顧問税理士や会計事務所のスタッフの方がサポートしてくれます。
 

2021.11.30

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