起業・開業1年目（初年度）の税理士費用はどのくらい？創業支援で安い税理士料金を設定される会計事務所も多いです

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こんにちは、税理士紹介ニコニコ堂代表の高橋歩でございます。

起業1年目、開業一期目の経営者の方が税理士事務所・会計事務所をお探しのケースで、よくご相談をお受けする内容が、

「税理士に依頼した場合の、税理士顧問料はいくらくらいですか？」

「税務署からいろいろ届く書類対応が何もわからなくて・・・顧問税理士を雇うといくらくらいですか？」

「税務・会計の知識が全くないので、会計事務所に全て任せたいのですが・・・税理士費用はどのくらいかかりますか？」

といったご相談内容です。

起業・開業1年目は、売上がこれからという段階ですし、営業準備段階で持ち出し費用がかかる時期ですので、税理士料金を気になさる経営者の方が多いです。

こうしたお悩みは、税理士事務所・会計事務所も理解しているので、創業支援プランや格安プランなど、安い税理士料金でサポートしてくれる事務所もございます。

特に0からスタートして開業し、苦労されている税理士さんは、

「起業する経営者の方を応援したい。」

「事業が軌道がのるまで、負担をおかけせずにサポートしたい。」

というお気持ちの強い税理士さんも多いように思います。

税理士顧問料・税理士報酬・税理士料金は、税理士事務所・会計事務所によっても異なりますが、

起業・開業1年目（初年度・売上見込み1,000万円以下の場合）の税理士費用の目安としては、

法人様の場合、

月額15,000円～25,000円（年間180,000円～300,000円）

【経理業務は税理士事務所が対応（記帳代行サービス）・決算対策、決算申告業務・税務相談・税務署等への届出業務（法人設立届出書・法人税の青色申告の承認申請書・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書対応など）】

個人事業主様の場合、

月額10,000円～20,000円（年間120,000円～240,000円）

【経理業務は税理士事務所が対応（記帳代行サービス）・確定申告対策、確定申告業務・税務相談・税務署等への届出業務（個人事業の開業届出書・青色申告承認申請書・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書対応など）】

が、1年間の税理士費用の目安となります。

決算申告業務や確定申告業務につきましては、別料金設定されている税理士事務所・会計事務所も多いので、

1年間トータルの税理士顧問料・税理士報酬・税理士料金はいくらか？を確認されることをおすすめします。

経理経験・会計ソフトの入力経験・簿記の知識をお持ちの経営者の方、従業員がいらっしゃる方は、経理業務（会計ソフトへの入力作業）を社内で対応する事で、月額の税理士料金を値下げすることも可能です。

ただし、「経理業務が全く始めて」「会計ソフトの使用経験がない」「簿記の知識がない」方は、

税理士さんが経理業務・会計ソフトへの入力の仕方を1からサポートする必要があるので、あまり値下げに繋がらないケースもございます。

創業融資・銀行融資につきましても、顧問税理士がサポートをしてくれます。

融資につきましては、成功報酬の料金体系を設定されている税理士事務所・会計事務所もございますので、あらかじめ確認されることをおすすめします。

最近は、成功報酬の料金体系を設定せずに、税理士顧問料内でご対応いただける税理士事務所・会計事務所も増えてきているようです。

成功報酬の設定としましては、融資金額の1％～2.5％が一般的です。

以前、税理士変更をご希望されている経営者の方から、

「顧問税理士から、創業融資の成功報酬として融資金額の5％を請求されて驚いた・・・」

というお話をお伺いしたことがございます。

融資につきましては、将来的には返済しなければいけない資金となりますので、高額な成功報酬は将来にわたって経営の負担となってしまいます。

融資を検討されている場合は、高額な成功報酬を設定されている税理士事務所・会計事務所は避けた方がよいかもしれません。

2018.05.12

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