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決算のみの税理士報酬が格安になるケースとは?
こんにちは、税理士紹介ニコニコ堂 代表の高橋歩でございます。
中小企業の経営者の方から、
「売上がこれからの会社なので、決算申告のみを格安で対応してくれる会計事務所を紹介して欲しい。」
「税理士費用が経営的に負担になっているので、決算のみを依頼できる税理士を探している。」
「赤字経営という事もあり、税理士費用をおさえるために、法人決算を格安で対応できる税理士事務所を紹介して欲しい。」
といった、『決算のみを格安で・・・』といったお問い合わせも多くいただきます。
今回は、決算のみの税理士報酬が格安で依頼できるケースをご紹介させていただきます。
・『決算月がいつか・何月か』によって決算のみの税理士報酬が格安になるケース
税理士事務所・会計事務所によって、顧問契約企業の決算月に偏りが生じるケースがあります。
例えば、3月決算の顧問契約企業は30社いらっしゃるけれども、4月決算の顧問契約企業は3社しかいらっしゃらない、というケースもあります。
こうした税理士事務所・会計事務所の場合、業務時間にゆとりがあるなどの理由から、4月決算の企業は安く対応されるケースもあります。
日本の企業の場合一般的に、3月決算、12月決算、9月決算、2月決算の企業が多い傾向にありますので、4月決算、5月決算、6月決算、7月決算、8月決算、10月決算の企業が安くなる場合もあります。
※1月決算、11月決算の企業は、決算申告時期が確定申告、年末調整などの繁忙期にあたるため、あまり安くならないケースが多いです。
・『格安料金体系』を売りにしている税理士事務所・会計事務所に依頼することで、決算のみの税理士報酬が格安になるケース
『格安料金体系』を売りにされている税理士事務所・会計事務所もございます。
業務効率化や、税理士事務所・会計事務所の運営費用をおさえる事によって、格安料金体系を実現されています。
ただし、こうした事務所にも、受付可能な企業数に限度がございますので、期間に余裕をもって依頼される事をおすすめします。
・開業まもない税理士事務所・会計事務所に依頼することで、決算のみの税理士報酬が格安になるケース
税理士事務所・会計事務所の数が増えてきたという事情もあり、税理士さんが開業される際、
以前お勤めされていた税理士事務所・会計事務所から、お客様を『のれんわけ』されるケースは今はほとんどありません。
以前お勤めされていた税理士事務所・会計事務所から、お客様を『のれんわけ』されるケースは今はほとんどありません。
多くの開業まもない税理士さんは、0からの出発というケースがほとんどです。
開業まもない、業務時間にゆとりがある時期については、決算のみの税理士報酬をお安めに設定される税理士事務所・会計事務所もいらっしゃいます。
・会計ソフトへの入力をされる事によって、決算のみの税理士報酬が格安になるケース
決算のみをご依頼される経営者の方は、記帳代行も税理士事務所・会計事務所に依頼される方が多いのですが、
自社で会計ソフトに記帳されている場合は、決算のみの税理士報酬は安くなります。
ただし、会計ソフトへの入力にミスが多いケースや、間違いが多いケースは、チェック作業、修正作業に時間を要してしまう事になってしまうので、
税理士事務所・会計事務所によっては、あまり安い料金にならないケースもございます。
また、税理士業界であまり利用されていない会計ソフトに入力されている場合は、ご対応いただける税理士事務所・会計事務所が見つかりにくいケースもございます。
以上が、決算のみの税理士報酬が格安になるケースで多い事例です。
ただし、決算のみを依頼される際、
・節税のアドバイスを効果的な時期にうけられない
・経営サポートをうけられない(経営分析、資金繰り相談など)
などといったデメリットもございます。
また、
「決算のみを依頼していたが、経験の浅い職員任せにされていたようで、取引銀行の担当者から税理士事務所変更をアドバイスされた・・・」
といったご相談をいただく事がございます。
2018.06.20
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