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税理士報酬・顧問料が高いと感じたら値下げ交渉も
こんにちは、税理士紹介ニコニコ堂 代表の高橋歩でございます。
税理士変更・顧問契約の解消をお考えの経営者の方で、税理士報酬・顧問料が高い点を理由にされるケースは多いです。
しかし、税理士事務所・会計事務所のサービス内容に満足されていて、不満が「料金」「価格」だけの場合には、
税理士変更・顧問契約の解約前に、値下げ交渉をしてみる方法もあります。
税理士事務所・会計事務所によっては、
値下げ交渉 = 契約を解約したい意思表示
と、捉えられるケースもありますが、
値下げ交渉に応じてもらえるケースも多いです。
値下げ交渉に応じてもらえるケースも多いです。
今回は、税理士報酬・顧問料の値下げ交渉について、ご紹介させていただきます。
・顧問契約した当初に比べて、税理士事務所・会計事務所の作業量が軽減しているケース
税理士事務所・会計事務所と顧問契約をした当初に比べて、作業量が軽減している場合は、値下げ交渉に応じてもらえる可能性が高いです。
例えば、
売上高が、顧問契約した当初から半減しているうえに、従業員も3分の1に減っている
当初は記帳代行を会計事務所に依頼しているが、現在は会計ソフトを導入して社内で記帳をしている
会社の業務縮小により、記帳のボリュームが大幅に減っている
といったケースでは、税理士報酬・顧問料の値下げ交渉をしてみる余地があると思われます。
・税理士の訪問頻度を見直す事が可能なケース
税理士からの訪問頻度を見直す事で、値下げ交渉に応じてもらえる事があります。
税理士に毎月訪問してもらっている場合には、3か月に1回の訪問にしてもらったり、半年に1回の訪問にしてもらう事で、
税理士報酬・顧問料の値下げに繋がるケースもあります。
税理士報酬・顧問料の値下げに繋がるケースもあります。
(税理士にとっては、移動時間・移動コストの削減に繋がります。)
最近では、テレビ電話やSkype(スカイプ)を活用して面談を行う税理士事務所・会計事務所も増えつつありますので、
そうした面談に切り替える事で、税理士報酬・顧問料の値下げに繋がるケースもあります。
・税理士との面談場所を見直す事が可能なケース
税理士と打ち合わせをする面談場所を見直す事で、値下げ交渉に応じてもらえる事があります。
税理士に事務所や会社、近くの喫茶店に訪問してもらって面談してもらっていた場合には、
面談場所を税理士事務所・会計事務所にする事、お客様から事務所へ出向くことで、
税理士報酬・顧問料の値下げに繋がるケースもあります。
税理士報酬・顧問料の値下げに繋がるケースもあります。
(税理士にとっては、移動時間・移動コストの削減に繋がります。)
事務所に打ち合わせスペースがない場合や、従業員に聞かれたくない話があるといった事情がある経営者の方もいらっしゃるので、
税理士と打ち合わせなどをする面談場所が、税理士事務所・会計事務所である事は多いようです。
・会計ソフトを導入する事ができるケース
現在、税理士事務所・会計事務所に記帳代行を依頼されている場合には、
会計ソフトを導入して記帳する事で、月額費用の記帳代行料を削減する事ができます。
会計ソフトを導入して記帳する事で、月額費用の記帳代行料を削減する事ができます。
「経理の事はわからないし・・・」「仕訳が難しそうだし・・・」という方もいらっしゃいますが、
最近は、会計ソフトも改良が重ねられ、使いやすくなっていますし、
会計ソフトの導入や、その後のサポートは税理士事務所・会計事務所が対応してくれます。
会計ソフトの使用料は発生しますが、年間を通してみると削減額が大きくなる事もよくあります。
以上が、税理士報酬・顧問料の値下げ交渉でよくあるケースです。
では、そのような値段交渉をどのタイミングでしたらよいか、という相談もよくあります。
決算を終えたタイミングや、税理士が代替わりをするタイミングなど基本的にはいつでも良いかと思いますが、
心情的には、今期の決算まで終えてから切り出そう・・という方が多いように思います。
税理士報酬・顧問料が高いという理由だけで税理士変更をして、後悔される経営者の方もいらっしゃいます。
サービス内容や相性面で良好な関係を築けている場合には、税理士変更ではなく、値下げ交渉から検討される方法もおすすめです。
2019.01.11
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